生と死の差

私事ですが

本日ずっと同居していた伯母が亡くなりました。

病院の緩和病棟で最期の１ヶ月

お世話になりました。

近年流行りの死因、ガンでした。

昨年は最愛の祖母を見送りました。

長年の施設生活の末

入院先の病院での最期でした。

どちらも最期

段々と呼吸がなくなり

やがてフェードアウトするかのように

息絶える姿を

目の当たりにしました。

生きているか

死んでいるか

たった１秒前まで

生きていた人が

１秒後には死んでいる

この差は

呼吸をしているかどうか

なんとも言い難い不思議な感覚でした。

生と死

ものすごく遠い事のようだけれど

実は表裏一体で

ものすごく近いもの

そんなように感じました。

ものすごく近いのに遠い

二度と口を聞けない

二度と起きてくれない

二度と…

普段生きていると

それが当たり前すぎて

生きている事への感謝

生きている事への喜び

生きている事の奇跡

そんなことさえ

感じなくなってしまいますが

今・ここで

となりにいる人たち

となりにいる犬たち

となりにいる生き物たちみんな

この大切な存在と共にことを

大切に

一瞬一瞬を丁寧に

過ごしていきたいと思う

この当たり前こそが

すでに幸せなのだと。

今世で出会った人も犬も猫も

全ての生き物も

縁があって

出会っている。

共に過ごせる限られた時を

お互いに

笑顔で楽しく過ごしたい。

一日として

同じ日はないのだから

ましてや

ゲームのように

一度死んだものは戻らないのだから

隣り合わせのような

生と死と

その差は

呼吸

その差は…

とても深くて

とても感慨深い

死は語らずして

多くを語る

残されたものへ

たくさんの事を教えてくれる

最期に伝えたい

ありがとう

ありがとう

ありがとう

スウェーデン式ドッグマッサージLoop代表  待鳥 邦会